「大人」について考える。
精神が成熟していて、落ち着きがあって、豊富な知識経験であらゆる問題を解決する道しるべを施してくれる真摯な人。
そんな完璧な理想の大人なんて、フィクションの世界にしかいませんね。
私の理想の大人像ってまるで相棒の右京さんみたいですね。笑
はてなブログのテーマコンテストが開催されています。
今週のお題「大人になったなと感じるとき」だそうなので、少し考えてみます。
少し前に「成人の日」がありましたが、人は二十歳になったら大人ですか?
二十歳を超えても子供のように遊びまわっている人を大人と言えるかと言われたら、違うと答える人も多そうです。
私にとっての大人って、自分の行動責任を自分で背負える人のことです。
一人暮らしだろうと実家住まいだろうと、
パートナーと同棲していようと家庭があろうと関係ありません。
自分がこれからすることを自分の責任で、きっちりやりきれる人。
例えいい結果が出なくても、誰かに責任を押し付けたり逃げたりしない人。
すごく格好いいですよね。
私もそうなれたら良いんですが、まだまだ知識経験が足りません。
なのでお題にある「大人になったなと感じるとき」はまだ来ていません。
自分の意見を考えることすら人より大分遅れた私ですから、
まだまだ長いことかかるかも知れませんし、その内何かのきっかけで、いきなり大人として覚醒したりする日も有るかも知れません。笑
まだまだ学びたいこともありますし、しばらくは「青年」から「大人」を線で繋いだ中間地点でもがいていたいと思います。
それでは。
ロジカル・シンキングについて考える。その2。
前回の記事はこちらから
前回の「So what?」「Why so?」と同じくらい有名なのが、
『MECE』
という考え方ですね。
私は専門家ではないので、本を読んで、自分であれこれ考えてみて検証をして、と試行錯誤して噛み砕いたことを記事にしていきます。
大体の書籍で紹介されている『MECE』の意味は、
ある事柄を要素分解して、漏れなくダブりなく仕分けする。
初めてこれを読んだ時、私は「なんのこっちゃ…?」と思いました。
正直この段階でビジネス本を読むこと自体を止めようかと思ったほど、意味が分かりませんでした。
MECEに関しては「仕分けするフレーム」が多すぎて一つの記事に収まりそうに無いですし、私も全ては使いこなせていませんので、基本のと
ころをまとめてみたいと思います。
例
「本屋さんで小説を買う」
どこの本屋に行くか?
・家の近くの本屋
・最寄りの駅ビルの本屋
・都会の大きな本屋
・職場近くの本屋
どんなジャンルにするか?
・歴史小説
・日本史
・世界史
・恋愛小説
・ティーン向け
・大人向け
・ミステリ小説
・謎解き
・探偵、刑事もの
・ホラー小説
・ホラー(おばけやモンスターのジャンル)
・サイコ(狂人ジャンル)
・スリラー(日常脅かしジャンル)
どの価格の本にするか?
・単行本
・文庫本
・新書
ざっくりですが、こんな感じで整理してみました。
まるでネット通販のカテゴリ欄みたいですよね笑
こうして一覧で書き出してみるとスッキリして見やすいですよね。
無理に頭の中だけで整理しようとすると、思わぬところで漏れがあったり同じ事をまた考えてしまったりします。
一度こうして書き出して、全体を俯瞰して要点を押さえやすくする。
以上が私なりに噛み砕いた『MECE』の基本の考え方です。
それでは。
ロジカル・シンキングについて考える。その1。
今回からは以前私が読んでいる本のジャンルについて説明した記事に書いた、
『思考力についてのビジネス書』
について書いていこうと思います。
以前の記事はこちらから
まずは一番メジャーと思われる「ロジカル・シンキング」から。
ロジカル・シンキングについて書かれた本で一番最初に紹介されるのが、
「So what?(結論は?)」「Why so?(それはなぜ?)」
という考え方です。
例えば仕事中に自分のパソコンがいきなりシャットダウンしてしまったら?
「パソコンがシャットダウンした!」
「それはなぜ?」(Why so?)
↓
「他の人がパソコンのプラグに引っかかって、抜いてしまった」
「それはなぜ?」(Why so?)
↓
「人通りの多い場所のコンセントに繋いでいるからだ」
「じゃあどうすればいいの?」(So what?)
↓
「他のコンセントを使うか、職場のレイアウトを見直そう」
という感じで、問題の原因究明などに使われる考え方です。
この例えは恐らくどのビジネス書よりも簡単な例えだったんじゃないでしょうか(笑)
実際にロジカル・シンキングについての本を読んでみるとお分かりでしょうが、もっともっと高度なビジネスにおける場面での「So what?」「Why so?」の例が紹介されていますので、気になる方は書籍をお読みになってください。
あらゆる本で一番最初に紹介されているこの考え方が、ロジカル・シンキングの最初の一歩と考えて良いんじゃないかと思いました。
普段過ごしている職場の問題点や、目に付いたニュースの見出しを見た時に
「どうしてそうなったんだろう?」
と自分なりの意見を組み立ててみる癖を付けられると、
職場の上司に「現状の問題点はなんだ?」といきなり聞かれた時にすっと答えが出るようになるかもしれません。
朝起きて支度を始めるまでの数分や、通勤の隙間時間などで訓練できれば時間の節約にもなりますし、その後の仕事も冴えた状態で臨めるかもしれませんね!
それでは、今回はこの辺で。
ビジネス書の読み方について考える。
昔から本を読むとき、昔は一字一句漏らさぬようにじっくり目を通していました。
もちろん今も小説を読む時なんかはそうしています。
ですが、ビジネス書の読書法は違います。
同じジャンルのビジネス書を一気に何冊も読んでいると、大体同じようなことが少し違ったニュアンスで書かれいたりしますよね。
それについては既に知っている、という箇所を読み飛ばして次へ進んでいけば、より効率的に新しい知識を得られることに気付いたからです。
一冊の本をじっくり時間をかけて読んでいると「その本を読み終えることが目的になる」というバグが発生しやすい気がします。
「手段の目的化」というやつですね。
その本に書かれた知識を役立てたいことがあった筈なのに、知識を得ることで満足して実際の行動に移すまでに至らない。
折角自分でお金を出しても本末転倒ですよね。
知ってるところは思い切って読み飛ばしましょう。
ふと「あれはなんだったっけ?」と思った時に、もう一度その本を開けば良いんです。
私がビジネス書を読み始めたのは去年のクリスマスからですが、
そうして読み終えた本は気付けば30冊を超えていました。
もちろんまだまだ更新していきます。
これからも知識をどんどん蓄えて、自分の生き方を変えていきたいですからね。
「自分の好きなもの」について考える。
「あなたは何が好きなの?」
誰かにそう聞かれて咄嗟に答えられるでしょうか?
少し前までの私は、この質問に言い淀んでいました。
人に自分を知られるのが怖いから。
それによって「変な人だ」と思われることが何よりも怖かったからです。
自分の生き方については考えてこなかった私は、
人からどう思われるか、ということだけは気にしていました。
ちゃんとしていなきゃダメ、周りから外れてはダメ。
そう教育されてきたというのももちろんあります。
ですが、いざ考えてみようと思い直して振り返ってみるとこう思います。
なんて不器用で、息苦しい生き方だったんだろう。
自分が「こうしたい」「ああしたい」と思ったことを、
自分の責任の範囲内でやることに、なにもダメなことなんて無いんですよね。
あ。もちろん犯罪はダメですよ。
それは社会に生きる上で絶対のルールですから。
これまで避けてきた考え事をやり方から一つ一つ学んでいく内に、
私は学ぶのが好きになってきました。
他にも趣味の面では色々と好きなものがあります。
漫画や小説を読むのが好きです。
ディズニーは小さい頃から今も好きです。
ゲームが好きです。
手芸が好きです。
ドラマの「相棒」が好きです。
「これが好き」ってその人の個性ですよね。
その個性を誰かに伝えた時、なんか違うなって顔をされたとしても、
そういう方とはこちらからも付き合わなければ良いんだと気付きました。
無理して皆と友達になる努力なんてしなくても、
好きなものが同じ、似てる人とは自然と話が弾むものです。
それ以外は嫌われない程度にビジネスライクな対応をしていれば良いんです。
なにごとも過ぎると疲れます。
疲れすぎて「そもそも好きなものなんてあったっけ?」と思うようなら一度環境を変えてしまいましょう。
これからはいつでも好きなものが答えられる、気持ちに余裕のある生き方を考えて生きたいと思います。
それでは。
『対人スキル』について考える。その3。
『対人スキル』その3です。
その2はこちらから。misojiga.hatenablog.com
その3の今回は、あらゆるコミュニケーション本に書かれている中でも一番の
人にモテるスキルです。
本を読んで私も「あーこういう人好きだなー」と大いに納得しました。
それが何かと言うと、
人に話し掛けられた時は、
相手の話をじっくり聞いて、感情を推し量る。
これだけだとどういうことか分かりづらいので、例を挙げます。
~職場にて・悪い例~
A「昨日はやっと仕事が片付いたところで課長に捕まってさあ。その後21時まで残業になっちゃったよ」
B「課長が進めてるプロジェクトは上からも注目されてるからね」
A「そうなんだろうけどさあ。」
B「Aは課長から期待されてるってことだよ!よかったじゃないか!」
A「……お、おう……」
どうでしょう?
私がAだったら心の中で「Bはなんかズレた人だな」と思ってしまいます。
同じ話題で次は良い例を挙げてみます。
~職場にて・良い例~
A「昨日はやっと仕事が片付いたところで課長に捕まってさあ。その後21時まで残業になっちゃったよ」
C「それは災難だったね……」
A「そうなんだよ!もうさっさと帰って見たいドラマがあったのにさあ~」
C「うわ~、話飛ぶの嫌だよねえ」
A「そうそう!そのドラマ展開が速くてさあ(以下略)」
Bさんと比べてどうでしょう?
Aさんの話、めちゃくちゃ弾んでませんか?
大事なのは、Cさん自身は特に情報を発している訳ではなく、
ただただAさんに同情しているだけというところです。
人から話し掛けられた時、こちらがネタを用意する必要はないんです。
ただただ同情して、共感して、その感情を言葉にしてあげるだけでいいんです。
「それTwitterにでも呟けばいいよね」というようなことを人に話して、共感して欲しいのが人なんです。
ひとつだけ注意するのは「自分の表情」をその感情に対したものにしてください。
嬉しい話なら笑顔で、悲しい・つらい話ならしょんぼりしてみせる。
後はもう相手が「あーすっきりした!」という雰囲気になるまでひたすらその繰り返しをしていれば大抵の場面は乗り切れると思います。
私は実際にこの一ヶ月、これで乗り切りました。
そうしていたらなぜか、ステップアップ研修なんぞに呼ばれてしまいました。
会社は仕事だけしていればいい場所ではない、というのを痛感しているところです。
どんな場所でもそこにいるのは人と人。
人に好感を持たれて悪いことはあんまり無い。
ここで『対人スキル』について考えた最後の項目を挙げます。
話す前に息を吸う。
自分の瞬発力に任せて口を開くと、思わぬ口撃が漏れてしまうものです。
それに息を吸ってからでないとまともに話せないですよね。
「落ち着いて口にする為の一呼吸」はすごく大事だと思います。
自分の口を災いの元にしてしまわないように、
これからも気を引き締めて考えていきましょう。
それでは。
『対人スキル』について考える。その2。
前回の続きで、対人スキルについてまとめていきます。
前回の記事はこちら
記事の中で挙げた4点の2点目は、
「すいません」ではなく「ありがとう」と言う。
でしたね!
要は、ネガティブな言葉よりポジティブな言葉を使うことがポイントだそうです。
誰かの役に立てた時「ごめんね~」とか「すいませーん」と言われたりする事はよくありますが、「ありがとう」と言われることってあまり無いと思いませんか?
私は人の言うことに感情が左右されやすいタイプなので、「ありがとう」と言ってくれた人に対して、丁寧な人だなと好感すら持てます。
これを自分から仕掛けるのが円滑なコミュニケーションのポイントの一つだそうです。
こういう小細工を考えずに素で同じことが出来れば一番良いのでしょうが、
出来ない自分を悪い奴だなと思う必要は全く無いと思います。
だって人の心の内は誰かが見られるものじゃないですから。
それに意識して続けていけばそれが習慣になって、口から自然に出るようになります。
私は試しに1ヶ月弱、意識してポジティブな言葉を発するようにしてきました。
するとどうでしょう?
話し相手がずっとニコニコしてくれるのです。
最初は眼光鋭いおじさんも、いつの間にか目尻が下がってくるんです。
世の中には、他人は全部敵だと思う方もおられるでしょう。
今時期はコロナの感染リスクもありますから、余計に他人を疑いの目で見てしまったり、やたらと噛み付いたりしてしまう事も有るかも知れません。
ですが、自分からわざわざ不和の種を撒くことないんですよね。
怒るって疲れます。怒った後はものすごい脱力感を感じませんか?
それに怖い人はこちらが突っかかったら二倍三倍のエネルギーを使って応戦してくるかもしれません。
もし気に食わない人に気に食わないことをされた時、
私は「そういう人も居るのね」と思って距離をとるようにしています。
1分後には怒る気も無くなりますよ。
今は全世界が消耗戦を強制させられてるようなものです。
自分の身はもちろん、誰かの命を守るためにも、ネガティブで傷付けるよりポジティブで励まし合う方がずっと気持ちが良い筈ですよね。
誰かに何かして貰った時の「ありがとう」が自然に出るようになるまでは、
今後もしっかりと意識していきたいです。
それでは。