ロジカル・シンキングについて考える。その1。

今回からは以前私が読んでいる本のジャンルについて説明した記事に書いた、

 

『思考力についてのビジネス書』

 

について書いていこうと思います。

 

以前の記事はこちらから

misojiga.hatenablog.com

 

 

まずは一番メジャーと思われる「ロジカル・シンキング」から。

ロジカル・シンキングについて書かれた本で一番最初に紹介されるのが、

 

「So what?(結論は?)」「Why so?(それはなぜ?)」

 

という考え方です。

 

例えば仕事中に自分のパソコンがいきなりシャットダウンしてしまったら?

 

 

「パソコンがシャットダウンした!」

「それはなぜ?」(Why so?)

  ↓

「他の人がパソコンのプラグに引っかかって、抜いてしまった」

「それはなぜ?」(Why so?)

  ↓

「人通りの多い場所のコンセントに繋いでいるからだ」

「じゃあどうすればいいの?」(So what?)

  ↓

「他のコンセントを使うか、職場のレイアウトを見直そう」

 

 

という感じで、問題の原因究明などに使われる考え方です。

この例えは恐らくどのビジネス書よりも簡単な例えだったんじゃないでしょうか(笑)

 

実際にロジカル・シンキングについての本を読んでみるとお分かりでしょうが、もっともっと高度なビジネスにおける場面での「So what?」「Why so?」の例が紹介されていますので、気になる方は書籍をお読みになってください。

 

あらゆる本で一番最初に紹介されているこの考え方が、ロジカル・シンキングの最初の一歩と考えて良いんじゃないかと思いました。

 

普段過ごしている職場の問題点や、目に付いたニュースの見出しを見た時に

 

「どうしてそうなったんだろう?」

 

と自分なりの意見を組み立ててみる癖を付けられると、

職場の上司に「現状の問題点はなんだ?」といきなり聞かれた時にすっと答えが出るようになるかもしれません。

 

朝起きて支度を始めるまでの数分や、通勤の隙間時間などで訓練できれば時間の節約にもなりますし、その後の仕事も冴えた状態で臨めるかもしれませんね!

 

それでは、今回はこの辺で。