『対人スキル』について考える。その2。
前回の続きで、対人スキルについてまとめていきます。
前回の記事はこちら
記事の中で挙げた4点の2点目は、
「すいません」ではなく「ありがとう」と言う。
でしたね!
要は、ネガティブな言葉よりポジティブな言葉を使うことがポイントだそうです。
誰かの役に立てた時「ごめんね~」とか「すいませーん」と言われたりする事はよくありますが、「ありがとう」と言われることってあまり無いと思いませんか?
私は人の言うことに感情が左右されやすいタイプなので、「ありがとう」と言ってくれた人に対して、丁寧な人だなと好感すら持てます。
これを自分から仕掛けるのが円滑なコミュニケーションのポイントの一つだそうです。
こういう小細工を考えずに素で同じことが出来れば一番良いのでしょうが、
出来ない自分を悪い奴だなと思う必要は全く無いと思います。
だって人の心の内は誰かが見られるものじゃないですから。
それに意識して続けていけばそれが習慣になって、口から自然に出るようになります。
私は試しに1ヶ月弱、意識してポジティブな言葉を発するようにしてきました。
するとどうでしょう?
話し相手がずっとニコニコしてくれるのです。
最初は眼光鋭いおじさんも、いつの間にか目尻が下がってくるんです。
世の中には、他人は全部敵だと思う方もおられるでしょう。
今時期はコロナの感染リスクもありますから、余計に他人を疑いの目で見てしまったり、やたらと噛み付いたりしてしまう事も有るかも知れません。
ですが、自分からわざわざ不和の種を撒くことないんですよね。
怒るって疲れます。怒った後はものすごい脱力感を感じませんか?
それに怖い人はこちらが突っかかったら二倍三倍のエネルギーを使って応戦してくるかもしれません。
もし気に食わない人に気に食わないことをされた時、
私は「そういう人も居るのね」と思って距離をとるようにしています。
1分後には怒る気も無くなりますよ。
今は全世界が消耗戦を強制させられてるようなものです。
自分の身はもちろん、誰かの命を守るためにも、ネガティブで傷付けるよりポジティブで励まし合う方がずっと気持ちが良い筈ですよね。
誰かに何かして貰った時の「ありがとう」が自然に出るようになるまでは、
今後もしっかりと意識していきたいです。
それでは。