個人経営の飲食店は敷居が高い。

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 昨年から続く休業要請や時短営業などに振り回されている、飲食店経営者の方々、中でも個人でお店を切り盛りしておられる方々は本当に大変な状況だと思います。

 

時短や休業に対応をして給付金を貰った方が儲かる、というパターンも見かけますが、今現在もお店を開けてテイクアウトの対応をはじめましたと掲げているお店も沢山見かけるようになりました。

一度も行ったことが無いお店でも、日々見かけるものですから出来れば閉店なんてして欲しくないものです。

 

ですが、ね。

 

個人経営のお店は敷居が高い。

 

 

私はお酒を飲まないので、余計にハードルたかいたかいです。

 

普段からお店の外観を見たり漂ってくるいい匂いに気にはなっているものの、お酒を飲まないから小料理屋に一人で入るのは気が引ける。

そうもじもじしている間にこのコロナ禍突入です。

 

店の外に「テイクアウトはじめました!」という張り紙が新しく貼られるようになったのは見かけるのですが、いったい何がテイクアウトできるのかが全く分からなかったりするのです。

 

さすがに元から「やきとり」と書かれた赤提灯などがあれば分かります、やきとりのテイクアウトができるであろうことくらいは。

 

しかし私の住む町の小料理屋さんは大抵、そもそも何をメインにしたお店なのかが分からない状態なのです。

ものすごく入り辛い雰囲気を感じるのです。

 

思うにこの入り辛い雰囲気を抱かせる原因は、チェーン店の存在です。

言い方を変えれば、チェーンの飲食店に気安く入れるのはどんなメニューがあるのかがパッと見て分かる点にあるということなんだと思います。

吉〇家や松〇ならば牛丼がありますし、てん〇ならばそこには天丼がありますよね。

 

店名しか書かれていない暖簾や看板を提げたお店と、牛丼と書かれたのぼりが立っているお店が隣り合っていたら、後者のお店に入る客の方が多いのではないでしょうか。

 

では個人経営の飲食店は、どうすればチェーン店に張り合えるのでしょう。

 

 

メインメニューを1~3つに絞る。

 

店の外にメニューと価格を表示する。

 

 

この2点を実行するだけで大分違ってくると思います。

 

メニューを絞る理由については心理学の「ジャムの法則」というものを調べてもらえば分かりますが、人は選択肢が多すぎると選ぶのが困難に感じてしまい「選ばない選択をする」という心理作用を回避する為です。

 

今まで得体が知れなかった小料理屋さんの店先に

 

 テイクアウトはじめました

  天ぷら盛り合せ 980円

  すじ煮込み   650円

  ポテトサラダ  400円

 

この看板が立っていたなら私は入れます。

ところどころ写真があったらもう最高ですね、ハードルだだ下がりです。

 

今まで「お酒が飲めないから」と遠慮していた小料理屋さんが折角テイクアウトを始めてくれたのですから、お店の応援もしたいですしこの町に私がいる間に楽しみつくしたいと思うのです。

 

 

それでは。

バッシングについて考える。

最近コロナ関連のニュースを見ていて気付いたんですが、マスコミは「過去最多」というキーワードをどうしても使いたいんでしょうか?

 

先日の1月25日発表の「東京都の感染者数」は618人でした。

それまで二週間近く1,000人前後の数字だったので、この数字は結構人の印象に残ったことかと思います。

 

その日私が見ていたニュース番組の目玉は

 

「新型コロナによる全国の死亡者数が過去最多」

 

というものでした。

 

久々に700人を下回る感染者数がサックリ流された印象がありました。

あまりにサックリすぎて印象深い日でした。

 

 

ちなみに新型コロナでも死亡者数は1月18日の67人から19日には314人と跳ね上がったタイミングが有ったのですが、その事実に関する報道が私の記憶には有りません。

記憶にあるのは「都内の感染者数が今日も1,000人超え。政府の対策は~」というものばかりでした。

連日「感染者数」を報道していたのに、感染者数が下がった日からは死亡者数も詳しく突っ込んで報道されるようになった印象です。

 

 

話は変わって、立場の有る方達の会食バッシング報道。

 

自民・公明以外の国会議員の会食が、ほとんど話題に上がりませんね。

私の推測の域を出ませんが、野党も会食はあると思いますよ?

 

「ルールを守って会食は一切してません。」

そう胸を張って言えるのは元々リアルで周囲との関わりが一切無い人だけでしょう。

 

「会食」とは「複数の人が一緒に食事をすること」です。

 

仕事から帰って家族と温かいご飯を囲む。

こんな当たり前の、普通のことでさえ、会食と言えば会食です。

 

私は代議士が会食や外食をしてたとしても、なんとも思いません。

コロナに感染するリスクを理解した上で会食の場に臨んでいるのでしょうから、もしそうなってもただの自業自得です。

逼迫している医療業界に負担をかけても良いのかというご意見も有るでしょうが、代議士の大体は高齢者ですから、病院に入ってもすぐに空くことになるでしょう。

 

 

新型コロナにとって、罹患した人がどんな権力を築いていても関係ないのは、去年の春先から続く著名人の悲しいニュースを見ても明らかです。

 

先日もコロンビアの国防相が新型コロナによって亡くなられたばかりです。

この方は69歳で、11日から入院し、26日に亡くなられたそうです。

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

むしろ普段から「議員を辞めろ」等々批判をしている方にとって、その対象が新型コロナに罹るリスクを犯してくてれているのに、なぜ怒ってバッシングするのか。

 

1 輪を乱す行動が許せない。

2 会食が羨ましい。

3 高級な食事が羨ましい。

4 とにかくバッシングをしたい。

 

理想の理由としては1でしょうが、平均年収が2,200万円という次元の人が数千円のパンケーキを食べていただけで炎上できる世の中ですので、バッシングされてる方の理由が2以下でないことを願うばかりのこの頃です。

 

 

それでは。

猫っ毛のヘアケアについて考えた。

 

猫っ毛とは。

 

細く柔らかい髪の毛のこと。

普段ボリュームがあるように見えても、それは静電気で広がっているだけで、お風呂に入って髪を濡らすと

 

ぺっっっったぁん…

 

となる髪質のことです。

 

頭頂部にボリュームが出ないにもかかわらず、毛先は静電気などでブワっと広がる。

 

広がって煩わしいのでポニーテールにしようと髪をかき集めてもヘアゴムを何重にも重ねてやっとまとまるくらいの毛量しかないのです。

校則で仕方なく結んでるのかな?と感じるくらいの貧相さ。

 

もちろん結んだ後に解せるほどの量はありません。

 

ヘアアレンジ泣かせの髪質です。

 

 

ではどうすればまともに見えるのか。

 

 

・美容院のパーマ

・毎日巻く

・せめて髪が広がらないようにケアをする

 

 

このどれかになると思います。

 

 

まず「美容院のパーマ」ですが、パーマ剤と呼ばれる薬剤を塗布して髪にパーマをかけてもらうのがほとんどですが…

 

高いお金を出した割にはすぐ落ちますよね?

 

これ、別にその人の髪質のせいではないと思うんですよ。

業界人でもないのにこう言ったら怒られるかもしれませんが、

 

その美容師さんの力量不足でパーマが長持ちしないんだと思います。

 

全国の美容師さんがきちんとした学校に通って国家資格試験に受かった方々というのは重々理解しています。

もちろん客の髪に触るまでに沢山練習をされてきたことでしょう。

 

顕微鏡とかで髪の状態を見てない限り、人それぞれその時々の髪質に合わせ、客が理想とする形の適切なパーマの正解を出せるかって言われたら、多分あらゆる美容師さんが無理なんじゃないでしょうか。

一般的に髪を痛めすぎず、また客の希望の形に収まりそうな方法でパーマをかけて、すぐ落ちるという結果に繋がる。

 

多分お抱えの美容師さんを雇って「あなたからの報酬だけで暮らせます」というくらい自分の髪しか触らせない、という状況ならば落ちにくいパーマ方法を成功させる確率は上がるでしょう。

 

無理ゲーですね。

 

 

次は「毎日巻く」です。

 

 

面倒臭い。

 

 

慣れれば5分~10分でそれなりの仕上がりに持っていくことが可能ですが、いかんせん面倒臭いです。

その5分~10分も寝ていたいという方も多いんじゃないでしょうか。

私は寝ていたいです。

 

 

さて残るは「せめて髪が広がらないようにケアをする」です。

 

私はすごい物に出会ってしまいました。

 

こちらです。 

 


 

 

柳屋 髪を守る椿ちゃん 補修ヘアミルク 120g

 

アウトバストリートメントです。

 

俗に言う「洗い流さないトリートメント」というやつです。

 

お風呂上がりに髪をタオルで拭いた後、ドライヤーの前に毛先から中間くらいまでに塗りこんでから乾かします。

 

 

猫っ毛の方は絶対にミルクタイプがいいと思います。

 

 

椿ちゃんに出会う前はオイルタイプを何種類か試しましたが、静電気がめちゃくちゃ起きます。

あとパン○ーンのヴィ○ミルクはミルクといいつつ"私は”ミルクではないと思いました、ご参考まで。

 

西○でヘアケア用品を探すうちにたまたま出会った椿ちゃん。

柳屋さんと言えば創業400年のガッチガチの日本企業です。

なんと江戸時代からヘアケア用品を扱う老舗です。

 

そんなお堅いイメージと比べてポピュラー過ぎるギャップに惹かれて買ったんですが、

「こ、これが老舗の力か…!」となるほどの衝撃でした。

 

この可愛いお顔の椿ちゃんヘアミルク。

 

 

静電気が全然起きません。

 

髪広がりません。

 

 

季節を問わずにいつも大暴れしていた私の猫っ毛が

 

 

「スン……」

 

 

としているのです。

 

「まとまっているのがさも当然」と言わんばかりです。

 

恐らくどこのドラッグストアでも売ってるかと思いますので、本当にこれだけは試してみてくださいと声高に言いたい程の感動でした。

 

 

 

それでは。

 

リモート老眼について考える。

リモートワークなどでずっとパソコン画面を見続けてしまうことによって、

老眼のようにピントが合わせづらくなったりする状態のことを「リモート老眼」とテレビで紹介されているのを見ました。

 

言わば眼精疲労のヤバいやつと認識すれば良いですね。

 

ネーミングセンス的にどうなのかという問題は脇に置いて、実際に問題なのは以下の点だと思います。

 

・一箇所をずっと見つめている。

・一日中ずっと同じ姿勢でいる。

・通勤などの軽い運動が全く無い。

 

なので仕事に取り掛かる前か後に15分程度の散歩をするか、一時間に一回席を立ってストレッチなどをしてみたらずっと調子が良くなると思います。

リモートワークが出来る方は周囲の目を気にしなくて良い利点が有りますから、思いのまま体を伸ばしたりして血流が滞らないように意識してみてくださいね。

 

 

今日はついでに、パソコンやスマホの画面を見続けることによって目が疲れることについても考えてみます。

 

長時間同じ角度で同じものを見続けているだけでも目は疲れるものですが、

一説にはパソコンやスマホ画面から発せられるブルーライトが水晶体から網膜まで到達することで疲れ目を助長させるとか。

 

よく寝る前にスマホをいじると眠れなくなる、と言われているのもブルーライトの効果だと言われていますよね。

 

本当にそれだけが理由なんでしょうか?

 

 

私はもっと単純なことが原因だと考えています。

 

日本の照明が明るすぎるだけだと思うのです。

 

 

人の目は明るい時に色々な物が見えるように出来ています。

LED電球なんかは眩しいくらいに部屋を照らしてくれますよね。

良く晴れた昼間のお外くらいに強い光を放つことが出来るそうです。

 

職場の真の老眼のおじちゃん達も、LED電球の下に行くと「わ~、文字が良く見える~」とキャッキャッと喜んでいるのを良く見かけます。

 

 

強い光の下に居ると細かい物まで良く見える。

 

つまりですよ。

 

LED電球で煌々と照らされている屋内で、よく見えないからと更に明るい画面設定をしてあるパソコン画面をじっと見つめるということは、よく晴れた日の外で太陽の日差しを見つめているのとそう変わりない状態なのではと思うのです。

 

気温など他の条件は考えないで、視覚の観点だけで考えてみてください。

 

朝も昼も夜も変わらず昼間の日差しに晒されて、疲れない人が居ますか?

 

スマホやパソコン、タブレットなどは使用している本人に向かって昼間の日差し並の光が放たれているわけですから、眠れなくなるのも当然ですよね。

 

 

さて、こうしてブログを書いている私もデスクトップパソコンを使っているのですが、

画面の明るさ設定はずっと「1」のままにしてあります。

いえ、10段階とかでは有りません。1/100です。

 

 

使用にはなんら不自由ありません。

最近のモニターは本当に出来が良くて眩しいと感じます。

 

 

部屋のシーリングライトの明るさ設定も、最低まで設定を下げて使っています。

私は目の色が薄いので、これでも眩しいと感じているくらいです。

 

よく暗いところで作業をすると目が悪くなると聞きますが、それはずっと一所を見つめている事によって目の筋肉が凝り固まるからというのが原因だそうです。

明るくて目が痛いくらいの状態で作業をする方が、ずっと目には悪いんじゃないかと思っています。

 

もしもリモートワークで目が疲れたなと感じた時、

休憩をとることももちろん大事ですが、ご自身の照明環境などを見直してみるのも一つの手になるかもしれません。

 

それでは今日はこの辺で。

 

SNSの使い方について考える。

 

私が主に使うSNSTwitterです。

フォロー数もフォロワー数も二桁前半のひっそりしたアカウントです。

 

俗に言う「インスタグラマー」や「万垢」と呼ばれる方々は「フォロワー数」を気にされているようですが、私が重要視しているのは「フォロー数」の方です。

 

SNSなどの「フォロー数」はイコール「自分がインプットしたい情報を発するアカウント」の総数だと思っています。

友人知人の日常であったり、「この人がRTしてくる情報は趣味に合う」というものであったり、「この人の考え方は自分と違って勉強になる」というものであったりします。

 

単純に「どうぶつかわいい」だったりするのももちろんあります。

 

割と厳選した結果の40前後のフォロー数でも、全世界の人が登録しているレベルの広い世界ですから、どこかで何かが炎上していたらTLにRTが回って来ることもあります。

炎上ツイートを見かける度に思うことがあります。

140字という少ない文字数で自分の考えを表現する場で「この人(企業)の考えは自分の考えを否定するものだ」と判断して批判するというのは、浅慮じゃないかなと。

 

自分と何もかも同じ考えを持つ人なんて、いる訳がないですよね。

自分と違う考えを持つ相手を敵視して、批判的なレスを付けて、自分の意見で言い負かそうとしている人を見ると、もったいないなと思います。

 

「○○がこう思ってたとかありえん。馬鹿?」

「△△のこと何も考えてないとか配慮無さすぎ、引くわ」

 

というよりも、

 

「こういう可能性はないですか?」

「それによってこういう問題点も出てくると思いますが、どう思いますか?」

 

これくらいの言い方で留めていたらどうでしょうか。

上は煽りと言うか喧嘩腰ですが、下の言い方ならそこは議論の場になりますよね。

下の場合でももちろんその後のレスによっては闘技場みたいになる可能性もあります。

 

最近はわざわざ炎上させてやろうと粗探しをして、噛み付いていそうなアカウントもいるくらいですね。

そういう人は5ちゃんねるの荒らしと同じものだと認識しています。

下手に触ったり、流されたりしないように気をつけてください。

彼らは心から炎上を愛し、人が傷付くことを糧にして生きているのです。

古くからその存在が認識されている、妖怪のようなものだと思ってください。

 

 

逆に「この人の言ってることは正しいんだ。自分も賛同する」と思って、相手の発言を毎回いいね、RTするというのも同じくらい危険だなと思います。

 

「あの人が良いって言っていたから」と買った商品、「あの人がやってるって言っていたから」と始めた投資、全部真似しても「あの人」にはなれません。

言ってしまえば「新興宗教み」がありますよね、妄信的で。

 

この人の言うとおりにしていれば全てうまくいく、なんてことは世の中にありません。

自分の行動責任を負うのは結局は自分だけ。

自分で考えて「これは必要だ」と結論付けたものだけが「全てうまくいく」為の決断になるんです。

それはきちんと理解していないと、いつまでも誰かの養分にされてしまいます。

 

SNSに嵌るのは個人の自由です。

ですがあなたの感情を搾取されないでください。

「なんかしんどいな」と思った時は離れてください。

 

最後に手元に残るのは、いつだって「自分がした行動の責任」だけです。

 

「こんなレスを付けて後々自分が後悔しないか」

「この商品を購入するのは本当に自分の生活を振り返った結果か」

 

ひとつひとつの行動をよく考える。

私も肝に銘じていきたいと思います。

 

 

それでは。

社会人学生について考える。

 

私は今年から放送大学の学生になろうと考えています。

 

放送大学を選んだ理由は以下の通りです。

 

・学費が安い。(全科履修の学士で70万ほど)

・オンラインでいつでも授業を受けられる社会人向けの方式。

・最長10年間学生でいられる。(全科履修生のみ)

 

私は現在三交代勤務の変則シフトで働いていますし、コロナ禍という背景も考えて最も効率的な大学だろうと思いました。

 

 

 

今日はその決意も込めて記事に残しておきたいと思います。

 

 

私の最終学歴は高卒です。

元々勉強は得意ではありませんでした。

 

高校入試の時点で既に自分の頭で考えることを放棄していましたので、志望校だとかは全く考えておらず、なんとか引っかかった所に通っていました。

 

そして高校2年になろうかと言う時に、親にこう言われました。

 

「姉を進学させるから、家にはもうお金がない。貴方は高校で終わりね」

 

誰の目から見てもぼーっと生きてましたので、この時も特に悲しむことも無く、

 

「そっかあ」

 

「これからの時代高卒じゃあマトモな仕事無いだろうしなあ」

 

「フリーターでも良いかなあ?」

 

 

と、ぼーっと考えていたくらいです。

あれ、何気に世相を考えていますね。笑

親は多分「中小企業のどこかには引っかかるだろう」と思っていたかも知れません。

残念ながらその期待を大いに裏切り、その後10年以上フリーターをする訳ですが。

 

さて、そんな私が勉強と再会したのは現在の勤め先の社員登用試験です。

 

一丁前に大企業ぶってSPI試験なんて実施してくれたおかげで、十年振りに勉強せざるを得なくなります。

 

参考書を買って問題を解いていく内に、こんな風に思うようになりました。

 

「あれ?問題が解けると意外と楽しい?」

 

この時私は26歳です。

同年代は仕事にも慣れて結婚して子供を産んで〜と華々しい人生を送っているだろうに、

ここにきて若い時に放棄したツケである勉強に、楽しさを見出し始めたのです。

 

YouTubeなどの勉強チャンネルを見ながら、分からないなりに中学・高校時代の勉強をおさらいし始めました。

 

正社員になってお金に余裕が出来たら、いつか大学に通ってみたい。

 

その後SPI試験は余裕で通るのですが、二次面接で二回も落ち、三度目の正直でなんとか受かってからもそれまでの事務職から三交代勤務の現場になり、2年間仕事を覚えることを優先してきて「そろそろ良いかな?」と思ったのが今年です。

 

学生になると言っても、もちろん今の仕事をしないと食べていけません。

社会人学生という二足の草鞋を履こうというわけです。

 

三十路になって「今更?」と思われるかも知れません。

私の職場にもそう言って笑う人は何人かいました。

ですが、人に笑われても特に感情が動いたりはしません。

 

私が稼いだお金で私がやりたい事をするのに、何ら恥ずかしいと思うことはありませんから。

 

これは人生のやり直しではなく、新しいチャレンジです。

人様の新しいチャレンジに対して、個人の価値観で笑い飛ばす人はどこにでも居ます。

 

そういう人は固定観念に縛られ生きてきた、可哀想な人達なのです。

 

もしも新しいことにチャレンジする時、誰かが笑ってきたらこう思ってください。

 

「これの楽しみを知らないなんて、可哀想だな」

 

もちろん思うだけです。実際に言うと相手は余計にブンブンして、苛立ち紛れに持論をぶちまけてくるかもしれませんからね。

 

こう思いながら私が口にするのはこれです。

 

 

「えへへー、がんばってみまーす」

 

 

可能な限りニコニコして、軽い口調で言ってみると、「あー、まあ、がんばれ」と言ってくれる人がほとんどなのです。

これは私が人に恵まれているだけかもしれませんが、実際SNSでたまに見る批判や、誹謗中傷を面と向かって言える人は少ないというのもあるかもしれません。

 

相手の心の中でどれだけ馬鹿にされたっていいと思っています。

私にはその心が見えませんし、わざわざ聞き出してあげる程の暇もありません。

 

人の言葉に消耗するより、自分の成長に時間を割いていきたいと思います。

 

 

それでは。

人は見た目が9割。

『思考力』についての記事が長い物になりそうなので、以前の記事で挙げた三つのジャンルの内、最後の項目に関する記事を先に書いていこうと思います。

 

 

以前の記事はこちらです。

misojiga.hatenablog.com

 

私が「まずはコレ」と考えた最後の項目。

 

それは『見た目』です。

 

自我を育てると言いつつ結局は見た目かと思われるかも知れません。

正直に言いますと私は、

 

人は見た目が9割」だと思っています。

 

「話し方」はもちろん大事だと思います。笑

ですがその前に、超えなければならないハードルが有りますよね。

 

 

それが見た目の清潔感です。

 

 

突然ですが、私は生粋のオタクです。

オタクと聞いてイメージされる容姿通りのオタクをご想像下さい。

 

申し訳程度にファンデと、流石に無いと不気味だからと描いた眉。

コテで巻くとかしてない起きたまま、乾かしたままのセットされてない髪型。

夏はTシャツジーパン。

冬は熱効率重視のもこもこ着膨れ。

見た目を一切考慮していない機能性重視の靴、カバン

 

…どうですか?

 

積極的に交流したいと思えますか?

 

 

例えば恋活・婚活アプリで知り合い、お会いすることになった気になる人との待ち合わせ。

 

いざ目の前に、毛玉だらけのコートやセーターを着てボサボサ頭で目元には目ヤニらしきものが見える人が来たとしたら?

 

 

「すいません、ちょっとお腹痛くなっちゃって…」

 

 

ってなりますよね!?

 

そんなどっちも気まずい悲しい事件が起きないように、

最低限の身だしなみを整えることは「要」で「急」です。

 

 

まず手に取ったのは、少し前から巷を賑わせている「パーソナルカラー」と「骨格診断」についての本でした。

 

そこに書かれているテストに自分の体型の特徴を当てはめて、似合う色や似合うデザインの服を知るのです。

スマホやネットを使いこなす女性であれば、やったことあるという方のほうが多そうですね。

 

知らないという方は是非それぞれをネットで検索してみてください。

心理テストみたいで楽しいです。

 

もし本を読んでみても分からない方は専門のカウンセリングを受けることも検討してみるのもいいでしょう。

私達は自分の姿を鏡で見れても真に見ることが出来ませんから、人の目を借りるのも大事なことだと思います。

 

 

さて、自分に似合いそうな色、服の形はなんとなく掴めて来ました。

 

 

次に読んだ本は「服の管理方法」についての本です。

 

元々、私が服を買う時はこれまで着てきた服が毛玉だらけになったり、見るからに痛んで「着ていく服がない」という極限状態に陥ってからようやく重い腰を上げてきたのですが…。

 

いざ服屋に入ると「何を買えばいいのか分からない」という混乱状態に陥ってしまっていました。

 

なのでとりあえず何枚あっても困ることはないだろうTシャツや、周りを見て皆が着ているもの、手に取っているものをチラチラチェックして試着室で着替えて「これはない」と思うものを弾いて買う、という方法でした。

 

これの問題点がお分かりいただけるでしょうか。

 

 自分の家に合わせられる服が無いのです。

 

服の枚数的には沢山あるのに、外に出ていけるコーデが無いのです。

 

 

買い物袋の中身はコーディネートの主役を飾る「メイン」のものばかり。

タンスに詰まっているのも「メイン」のものばかり。

 

一つの舞台に一緒に立つのが全員主役と言われると、

どこを見ればいいのか分かりません。

 

主役は一人か二人でいい。

 

 

主役ばかりで方向性を見失った結果、最終的にこれまで着ていた「モブ服」に落ち着くことになり、「通行人A」となってしまいます。

 

服を買いに行ったはずなのに、買った服を着なくなるのです。

 

本末転倒です。

 

幸いなのは私が元々高いブランド服に興味がなく、いわゆるファストファッションのお店でのみ買い物をしていたという点です。

 

まだ、傷は浅い。

 

しかし自分で稼いだ大事なお金であることに変わりはない。

 

じゃあこれからは手持ちの服も、自分のお金も大事に出来るように、しっかりとした審美眼を養おうと思ったわけです。

 

まずは着なくなった服を処分します。

捨てる基準は以下の2点です。

 

・よれたり毛玉だらけだったり痛んでいるもの

・自分の体型に似合わないもの

 

タンスの肥やしはお金も収納スペースももったいないですし何より、

 

自分がどんな服を持ってるかが分からなくなります。

 

これだけで似たような服をまた買ってくるミスを防ぐことが出来ますし、痛み具合も分かるようになります。

 

次に残った服のカテゴリ分けです。

 

普段着、オシャレ着、夏服、冬服

 

大体この4パターンに収まりますね。

カテゴリ分けをする事によって、どのカテゴリの服を買い足せば良いのかが見えてくると思います。

 

服の管理が正しく出来ていると、いざ買いに行く時もジャンルなどの迷いが無くなりますよね。

 

服の整頓術として、カテゴリ別に広げた服の写真を撮ってスマホに保存しておくというものがありました。

この画像が有れば、買って帰ってから合わせる服が無い=着ていく服が無い!という状態も避けることができます。

 

そして最後に一番重要な買い物ポイントがあります。

 

「かわいい!」「かっこいい!」だけで服を買わないことです。

 

自分に似合う服を買うんです。

 

一番難しいことかも知れません。

誰だって自分が「好き」と思ったものを手元に置いておきたいものです。

 

悲しいことですが、「好き」と「似合う」が噛み合うことって中々無いんです。

 

私もバリバリのモードファッションがかっこいいと思っていますが、それを着こなせる体型かと聞かれたらそうではありません。

 

好きなものは見るだけで我慢です。

まず自分を客観的に見る目を養いましょう。

 

長くなりましたが、私が言いたいことが少しでも伝われば幸いです。

 

人は見た目が9割

今後もこの言葉を胸に刻んで自分磨きに励みたいと思います。

 

 

それでは。