SNSの使い方について考える。
フォロー数もフォロワー数も二桁前半のひっそりしたアカウントです。
俗に言う「インスタグラマー」や「万垢」と呼ばれる方々は「フォロワー数」を気にされているようですが、私が重要視しているのは「フォロー数」の方です。
SNSなどの「フォロー数」はイコール「自分がインプットしたい情報を発するアカウント」の総数だと思っています。
友人知人の日常であったり、「この人がRTしてくる情報は趣味に合う」というものであったり、「この人の考え方は自分と違って勉強になる」というものであったりします。
単純に「どうぶつかわいい」だったりするのももちろんあります。
割と厳選した結果の40前後のフォロー数でも、全世界の人が登録しているレベルの広い世界ですから、どこかで何かが炎上していたらTLにRTが回って来ることもあります。
炎上ツイートを見かける度に思うことがあります。
140字という少ない文字数で自分の考えを表現する場で「この人(企業)の考えは自分の考えを否定するものだ」と判断して批判するというのは、浅慮じゃないかなと。
自分と何もかも同じ考えを持つ人なんて、いる訳がないですよね。
自分と違う考えを持つ相手を敵視して、批判的なレスを付けて、自分の意見で言い負かそうとしている人を見ると、もったいないなと思います。
「○○がこう思ってたとかありえん。馬鹿?」
「△△のこと何も考えてないとか配慮無さすぎ、引くわ」
というよりも、
「こういう可能性はないですか?」
「それによってこういう問題点も出てくると思いますが、どう思いますか?」
これくらいの言い方で留めていたらどうでしょうか。
上は煽りと言うか喧嘩腰ですが、下の言い方ならそこは議論の場になりますよね。
下の場合でももちろんその後のレスによっては闘技場みたいになる可能性もあります。
最近はわざわざ炎上させてやろうと粗探しをして、噛み付いていそうなアカウントもいるくらいですね。
そういう人は5ちゃんねるの荒らしと同じものだと認識しています。
下手に触ったり、流されたりしないように気をつけてください。
彼らは心から炎上を愛し、人が傷付くことを糧にして生きているのです。
古くからその存在が認識されている、妖怪のようなものだと思ってください。
逆に「この人の言ってることは正しいんだ。自分も賛同する」と思って、相手の発言を毎回いいね、RTするというのも同じくらい危険だなと思います。
「あの人が良いって言っていたから」と買った商品、「あの人がやってるって言っていたから」と始めた投資、全部真似しても「あの人」にはなれません。
言ってしまえば「新興宗教み」がありますよね、妄信的で。
この人の言うとおりにしていれば全てうまくいく、なんてことは世の中にありません。
自分の行動責任を負うのは結局は自分だけ。
自分で考えて「これは必要だ」と結論付けたものだけが「全てうまくいく」為の決断になるんです。
それはきちんと理解していないと、いつまでも誰かの養分にされてしまいます。
SNSに嵌るのは個人の自由です。
ですがあなたの感情を搾取されないでください。
「なんかしんどいな」と思った時は離れてください。
最後に手元に残るのは、いつだって「自分がした行動の責任」だけです。
「こんなレスを付けて後々自分が後悔しないか」
「この商品を購入するのは本当に自分の生活を振り返った結果か」
ひとつひとつの行動をよく考える。
私も肝に銘じていきたいと思います。
それでは。