オリンピックは泥舟ではない。

連日報道に挙がる「オリンピック組織委員会」の会長決め。

やっと橋本聖子さんで決着がついたかと思えば、今度は橋本さんをいかに叩くかでマスコミはとっても忙しそうです。

 

よく飽きないな、と思います。

このニュースを見るのにも少し疲れてきています。笑

 

マスコミが叩けば叩くほど世論が荒れて、まるでオリンピックそのものが穢されていくような感覚さえ覚えてしまいます。

 

 

組織委員会の体制が整えば、次に議論されるべきは「東京オリンピックをどうやって開催すればいいのか」だと思います。

 

私個人としては「出来るだけ早く開催して欲しい」と願っているタイプです。

 

世界にはオリンピックという夢の舞台を目指して研鑽を積んできた、沢山のスポーツ選手がいます。

 

彼等には一般人よりも深刻に捉えなければならないものがあります。

 

「年齢」です。

 

誰にも平等に降り掛かる「年齢」というものは、オリンピックが開催出来ないからといって止まってくれるものではありません。

 

日頃のトレーニングを限られた環境で十全にしようと努力する彼等の体力や技量を、時は少しずつ衰えさせていきます。

 

今は2021年の2月ですから、既に元々の開催予定から半年近くの時間が経ってしまいました。

 

これまで頑張って頑張って辛い日々に耐えてきた彼等のことを思うと、早く夢の舞台を踏んで輝く姿が見たいと思うのです。

 

 

ですが、日本国民への新型コロナのワクチン接種が終わる前に開催するのであれば、無観客で開催するのが最適だと思っています。

 

無観客でのライブ配信については既に色んなアーティストが行なっていますし、競技場所からの距離ごとにグレードを設定して配信視聴の権利を一般人に売れば収益に出来そうだと思います。

 

昔のように「テレビのある家に近所中が集まる」という時代でもないですから、こういう方法が一番安全な落とし所ではないかな、と。

 

政府や行政が有料配信に必要な設備環境や管理者を整えるのにどれだけかかるのかという問題は度外視していますので、個人的には、というお話です。

 

それでは。