日本って遅れてる?

久々に面白いコンセプトのテレビ番組を見ました。

 

日本は世界に比べて遅れている。

 

最初に取り上げられたのは「キャッシュレス」

日本は未だに現金主義で、キャッシュレス決済の普及率は全体の2割弱程度なんだそうです。

 

私もネット通販などではカードを使っていましたが、日用品など普段の買い物で電子マネーを使うようになったのは最近のことですし、電子マネーよりも財布の中の方が多く持っています。

 

◯◯ペイの運営不具合など何度かニュースになって、不信感を抱いてしまうんですよね。

番組中で紹介されていた未来予想では、いずれ銀行強盗は日本だけのものになるなんてものもありました。

SFとしてこんな未来もあるよということだったのですが、かなり現実に近い未来なんじゃないかと私は思いました。

 

まあその後に紹介されていたものは結構ぶっ飛んでるものだったので、テレビの話はこのくらいにして。

 

 

日本が遅れているのはキャッシュレスだけではありませんよね。

 

AI後進国とも呼ばれてますし、ITでは「最先端ではない」という評価がちらほら。

ジェンダーギャップについてもまだまだ昔ながらの固定概念に縛られていると思いますし、よい会社に入る為だけに勉強して一つの企業に勤めたら定年まで働くなんて意識も遅れている。

 

あらゆる面で遅れ過ぎて、もう何から手をつければいいのか分からない。

そうなると目の前のことへの対応だけでいっぱいいっぱいになってしまいますよね。

 

実際に財務省はその状態に陥っているようです。

令和2年の予算案の中で、科学技術振興費はなんと全体の1.3%しかありません。

額に直せば1兆4000億弱と大きく思えますが、割合として見たらどうでしょう。

 

全然力入れてないですよね。

 

なんなら今後予定されている高等学校の無償化予算がもっとグイグイ来るようになるかもしれません。

今この国にどれだけの研究者がいらっしゃるかは分かりませんが、カツカツの研究費で思い描く未来への研究が出来ていないと感じる優秀な方達が、海外の潤沢な資金を持つ研究所に誘われたら?

 

行きますよね、間違いなく。

 

才能の国外流出を嘆く資格もないくらい、お金出してないですもんね。

 

 

えらい人達が組む予算案には色んな思いがあったりしてややこしいんでしょうが、国の方針としてこのまま行くというのなら日本は今から全国で畑を耕して、自給自足の国を目指した方が豊かになるなんてSFな未来もありかもしれませんね。

 

それでは。