人はどうしてミスをするのか。
「ミスは誰にでもある」
誰しもどこかでこんな言葉を聞いたことがありますよね。
ヒューマンエラーはいつでも、どこでも起きる可能性があるのは分かります。
日用品の買い出しでも「何を買うんだったっけ?」と思うことはありますよね?
仕事で簡単なことをミスして怒られたり、買い出しから帰って買うものを思い出した時の自分にモヤモヤする経験は、私にも数え切れないくらいあります。
そもそもどうしてミスやド忘れをしてしまうのか?
作業に取りかかる時の緊張感が足りないのかな?
上司を気にして焦るのがよくないのかも。
行程を覚え切れてないのかもしれない。
とにかく次にやる時までに必死に覚えよう。
全然必要なかったです。
そのことを教えてくれたのがこちらの本です。
|
電子書籍版はこちら
|
この本は、私の生き方を変えました。
この本に出会う前にいくつかのビジネス書を読み漁っていた私は、
言ってしまえば少し偏屈な思考に陥っていたと思います。
ロジカル・シンキングの本を読んで 「どうしてこれがこうなったの?」「このネット記事の根拠は?」と考える訓練をしていたからです。
とりあえず何でも疑って考えてみる偏屈BBA状態にあった私なのに、この本に書いてある言葉と図解に何も浮かばなくなるほど納得させられたのです。
「人の”脳”がミスをしやすいようにできている」
淡々とこう言われて、どう思いますか?
「そっかー、脳のせいだったかー……」
ってなりましたよ、私は。
「ミスをしないように」と頑張って、気を張ってこなしてきた仕事の数々は、
本書によると、自分の脳を非効率に酷使してきただけなのが分かります。
淡々と、暴力的なまでに分かりやすく突きつけられるその内容に私は、全文を書き写さんばかりに膨大なメモをとりました。
この「メモをとる」という行動も、自分の頭を整理する重要な行動のひとつです。
「覚えておかなければならない」というよりは、
「忘れても大丈夫なようにメモをとる」という理由です。
しっかりしたお高い手帳などをわざわざ買う必要はありませんが、
その方が気分がアガるということならば買いましょう。
そして何でもそこに書き残しておくようにしてみてください。
本当になんでもです。
「職場でこういうことがあった」
「同僚の○○についての話が面白かった」
「○時から部内ミーティング」
「帰りに牛乳を買う」
「野良猫かわいい。先週も公園にいた」
すると不思議なくらい頭の中が片付いてしまうのです。
偏屈になっていた私は「思い込みで頭が良くなった気がしてるのかな?」と思いまして、一週間元の通りぼーっと過ごしてみたんですが、
散らかりましたよね、頭の中。
と言うわけですので、
「仕事のミスが減らない!」「色々考えちゃってまとまらない!」と、
一度でも思ったことのある方は、是非目次だけでも見てみてくださいね。
ちなみに同タイトルで図解されてない書籍もあるのですが、
絶対に図解されている方を読んでください。
分かりやすさが段違いです。
それでは。