自分の個性を考える。

 

 

あなたの長所と短所を教えてください。

 


パッと浮かんだものはどんなことでしたか?

 

 

 

私の場合はこんな感じです。

  長所

  ・職場環境への適応力が高いこと

  ・周囲に気を配れること

  ・複数のタスクを同時に処理できること

 


  短所

  ・職場における気付きがないこと

  ・人の目線を気にすること

  ・気が散りやすいこと

  ・主体性がないこと

  ・飽きっぽいこと

  ・学がないこと 等々

 


パッと浮かんだことはこのくらいです。

短所の方が多く浮かんできませんでしたか?

誰だって自分の嫌なところは自分で目につきやすいんですよね。

 

「あなたの長所、短所を教えて下さい」という質問は、私がこれまで受けてきた面接でも聞かれました。


前から不思議だったんです。

どうして「長所」と「短所」で分けて答えさせるんでしょう?

 

長所についてはこんな考えに行き着きました。

 

自分に絶対の自信は持てないけれど、この面接に通る為には自分をよく見せないといけない。

多少大袈裟なくらいに自分を飾って評価をあげようという、言わば下心のような気持ちが働きますよね。

 

変わって短所はというと、

これまでの人生の中、自分自信で「嫌だな」と強く意識している部分です。

長年困ってきた分多少の毒が効いてるかも知れませんが、自分的には忌憚のない自分の個性を表現しているんですよね。

 

面接官は応募者がどういう人なのか端的で忌憚のない個性が聞きたかったのかも知れません。

 

もちろんマニュアル通りの質問を順番に聞いているだけ、というタイプの面接官もいるでしょう。

けれども頭のいい人はきっと、応募者の個性がどういうものか気付きます。

 

ここで「じゃあもう変えられないから気にしなくても良いや」と思うのは簡単です。

 

でも個性って、後付け出来ますよね?

 

「こういう人になりたい」「こんな生き方をしたい」という、自分にとって明確で本気のやる気があれば、人は何歳からだって新しい個性を身につけることが出来ます。

 

私個人の価値観ですが、私はそれが「成長」というものだと思っています。

 

その場でわざわざ盛ろうとしなくても、人に自信を持って答えられる自分を育てればいいじゃないですか。

 

成長しない言い訳を探すのは、時間の浪費です。

今はインターネットに沢山の情報が溢れています。

お手元のスマホでどんな知識でも得られる良い時代になりました。(もちろん情報の真偽などを自分で確認する必要はあります。)

 

変わりたいなと思ったら、変えられる方法をすぐに探して実行する。

誰もが胸を張って「これが、私の個性です」と言える時が来たら良いなと思います。

 

それでは。