二度目の緊急事態、人と人について考える。

政府の対応が悪いと、連日ニュースで取り沙汰されていますね。

 

前回と比べて制限が緩いというのもよく言われていますし、私もそう感じます。

 

学校は一斉休校しないし、

飲食店には休業要請をしないし、

不要不急の外出自粛は20時以降等々。

 

私は今三交代勤務の仕事をしているので夜中に帰る事もありますが、

街中には結構な人がいます。

もちろん私のようにお仕事の都合で已む無しという様子の方もいますが、

 

パリピ、います。

 

厚労省HPに掲載されている新型コロナウイルスの感染者数は、

昨年の秋口から右肩上がりで、未だ収束の兆しが見えない状態が続いているといったところです、

 

が。

 

どーーーにも、緊張感が保てなさそうだな、というのが私の本音です。

理由を考えてみます。

一部不謹慎な意見がありますが、炎上は覚悟の上です。

 

・自粛に疲れた。

・毎日ニュースで見聞きして、新型コロナ騒動に慣れた。

・医療従事者ではないので、大変さがイマイチ伝わらない。

・身近に感染者がいない。

・若者、持病の無い人はかかっても大したことにならないと思っている。

・催事などの楽しみがない。

・政府の予想と国民が抱える問題にギャップがある。

・先行きが全く見えない。等々。

 

特に最後の二行はよくニュースに取り上げられていますね。

先日も都立・公共病院のコロナ専門化で転院を余儀なくされた妊婦さんがTwitterで注目され、東京都が出産費用やタクシー費用などの差額を負担すると決定されました。

 

このようにすぐに行政が対応してくれればまだ良い方で、

肝心の政府は今後のことはどう考えているのかと思っても明確な答えはありません。

今後緊急事態が延長される可能性があるかも分からない不安だけがある状態ですね。

 

私としては上の二行がすごく気になります。

疲れと慣れ、どんな仕事をしていてもツートップと言える位の強敵だと思います。

どれだけ慣れた仕事でもきちんと休めなかったり、「やらなきゃ」と思うことが山ほどあったりすると人はミスります。

完璧な人って存在しないからです。

 

菅首相も総裁選でされていた演説では情に訴えるような内容だった筈ですが、

最近の会見の様子では感情が微塵も感じられなくなってしまいました。

未曾有の事態で何をしても国民からバッシングを受けるような世相、官房長時代から周囲の人に恵まれている様子が無さそうなので、お疲れになるのも無理はないでしょう。

 

都道府県知事も顔に疲れが出ているのがはっきり分かります。

 

一般人はもちろん、この人達も同じ人間です。

むしろ国や行政を背負って立つようなお仕事ですから、一般人の何倍も考えなきゃいけないことや、やらなきゃいけないことが山ほどある人達です。

 

擁護がしたい訳ではないですが、安易に誹謗中傷するのは違うかなと思うのです。

人と人との関係って言い方ひとつで簡単に、良い方にも悪い方にも転がっていくものだと思います。

 

SNSは簡単に自分の言葉を全世界に発信できますが、

要望や提案は適切な態度で、丁寧な言葉を心掛けたいなと思うこの頃です。

 

 

それでは。